洗面台は、日々の身支度や手洗いなど、頻繁に使う大切なスペースです。
洗面台のない脱衣場に洗面台を移設しました。給湯配管がなかったのでお風呂の給湯配管から温水を分岐して引き込む施工を行いました。
実際の流れや気づきを、体験談としてまとめました。
■ なぜ洗面台を移設したのか?
もともとの洗面台は台所にあり、脱衣場には洗面台がなかったので、身支度の際不便でした。
脱衣所には洗濯機があったのでその隣に洗面台を配置して動線を整理したかったので、思い切って移設することに決めました。
■ 温水は「お風呂の給湯」から分岐!そのメリットとは?
移設先には温水配管が通っていなかったため、浴室の給湯配管から分岐して洗面台まで温水を引く方法を採用しました。この工法にはいくつかのメリットがあります。
● メリット1:工事が比較的シンプル
既存の給湯配管を利用するため、完全に新規の配管を敷設するよりも手間が少なく、短期間で施工できました。
● メリット2:コストを抑えやすい
給湯器まで戻って新たに配管するのは費用がかさみますが、分岐工法ならその分費用を抑えられます。
● メリット3:十分な湯量を確保できる
お風呂の給湯ラインはもともと使用量を想定した管径のため、洗面程度であれば湯量不足の心配はほとんどありません。
■ 実際の施工の流れ
今回の流れは次のようなステップでした。
- 台所の洗面台を撤去
配管の位置を確認しながら慎重に取り外し。 - お風呂の給湯配管を確認し分岐位置を決定
給湯器~浴室までのラインの中から最も効率よく分岐できる場所を選定。 - 温水・給水・排水の新規ルートを敷設
温水配管は浴室から脱衣室に通します。給水配管は洗濯機の給水を分岐、排水は洗濯機の排水に合流させます。 - 脱衣所に洗面台を設置
設置後は水漏れチェックを入念に実施。 - 動作確認と仕上げ
温水の立ち上がり時間や水量、排水の流れも問題なし!
想像よりスムーズに仕上がりました。
■ 使ってみて感じたこと
一番の感動は、すぐお湯が使える便利さ。移設しただけでなく、温水がストレスなく使えるため、
- 朝の洗顔がラク
- 冬の手洗いが快適
- 動線もスッキリ!
と、生活の満足度がぐんとアップしました。
■ まとめ
洗面台の移設と温水の分岐施工は、生活の質を上げる対策として非常に効果的でした。大掛かりな工事に思えますが、既存の給湯配管を活用することで工期も費用も抑えられ、仕上がりにも大満足です。



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